ゴールド免許を持ってる人は本当に優良運転者なの?

運転免許証の色には3種類あって、その中でも最強なのが

ゴールド免許

です。優良運転者と言うことの証明でもあるわけですが、でも、本当にゴールド免許を持っている人って優良運転者なのでしょうか?

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ゴールド免許

ゴールド免許と言うのは通称ですが、運転免許証の帯の色が金色であることからそう呼ばれています。

免許証に「優良」と記載されますので、ゴールド免許には見た目だけでなく免許更新時の特典などの優遇措置があります。

ゴールド免許の条件

ゴールド免許をもらうためには、次の条件をクリアしなければなりません。

  • 5年間無事故・無違反であること

この5年間ですが、

「免許の有効期限の年の誕生日から41日前の日以前、の5年間」

という意味になります。例えば、2017年に免許更新がある方で誕生日が4月1日だった場合は、2017年2月19日から5年間を遡って…と言うことになります。これは、無事故・無違反の判定が免許更新の年の誕生日40日前に行われるためです。

また、「無事故・無違反」とは

「交通違反点数制度による違反点数がつかないこと」

を言っています。簡単に言うと

無事故→人身事故がないこと(物損事故には点数がつかないため)

と言うことです。

無違反とは、交通違反を犯していないことを言います。シートベルトを装着しなかったなどの軽微な違反でも、取り締まりを受けたらゴールド免許の資格を失ってしまいます。

本当に優良運転者か

今回の本題はこちらです。

この件については、元長野県知事の田中康夫さんがテレビ番組で批判しています。田中さんの指摘は

なぜ運転しない人(ペーパードライバー)がゴールド免許なのか

と言う点です。

出典:警察庁ホームページ

警察庁による免許更新時のデータを見ると、優良運転者講習(ゴールド免許をもらえる人)の割合は、直近の平成24年で見ても約52%になり半数を超えています。一般運転者講習や違反運転者講習の人数と比較しても異常に多いと感じてしまいます。

正確な調査やデータがあるわけではないのですが、このゴールド免許を保有している人のおそらく半数程度は「ペーパードライバ―ではないか?」と言われています。

そのような現状があるからこそ、田中さんはゴールド免許制度に対して制度の不備を指摘しているのですね。

ペーパードライバーが含まれてしまう理由

ゴールド免許を持つ人に、ペーパードライバーが含まれてしまう理由として一番大きいのは

運転しているかしていないかを調べる術がない

と言うことでしょう。やれるとすれば、自己申告方式で免許更新時に

あなたが車を運転する頻度はどの程度ですか?(毎日・週1回・月1回・年1回・運転しない)

みたいな設問を作って調べるくらいしかないでしょう。それによってゴールド免許を厳格化したとしても、警察側としては特段のメリットはありません。

そもそもゴールド免許制度は1994年の道路交通法改正時に導入された制度で、5年間無事故・無違反の運転者はリスクの低い優良運手者であるとして、免許更新の講習時間が短かったり費用が安いなどのメリットに加え、自動車保険(任意保険)などでも割引制度が用意されてメリットの多いものになっていますし定着しています。

また、免許更新者の半数以上が短い時間で更新を終えるメリットは更新作業をする側(警察側)にもありますので、当然手間が少ない方がコストもかからず良いはずです。この人たちが、そのまま一般運転者講習に回るとしたら、その分コストがかさむ…と言えるのではないでしょうか?

そのようなことも考えると、ペーパードライバーが含まれていようが制度上特段の問題はないと言うことになるのかもしれません。

まとめ

ゴールド免許を持つには「5年間無事故・無違反であること」の条件をクリアする必要があります。しかし、車を運転しない(もしくは運転する頻度が少ない)ペーパードライバーなどは当然のことながら条件をクリアすることは容易になります。したがって、「ゴールド免許を持っている人が本当に優良運転者か?」と言えば答えは「ノー」になるのでしょうね。

とは言え、ゴールド免許にはメリットも多いですし優良運転車であることには違いありませんので、日頃から車を運転する方も意識してゴールド免許を目指してもらいたいと思います。

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