エンジンかけっぱなしの状態だと何時間もつ?立ち往生時の豆知識

最近もニュースになっていましたが、冬の大雪で車が動けなくなってしまって数百台規模で立ち往生してしまうことがありました。

冬で雪がどんどん降っている状況。車は全く動かすこともできないので、その場にとどまるしか方法がない。

そんな時

「エンジンかけっぱなしだと、一体いつまで持ってくれるのか?」

って考えますよね?だって、エンジン止まったら暖房もなくなってしまうので、まさに「死活問題」です。

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アイドリング時の燃費

この疑問を考える場合に、一番手っ取り早い方法は

  • アイドリング時の燃料消費量(燃費)を調べること

だと思います。なにしろ、車の種類や排気量、ガソリン(燃料)タンクの容量なんかも違う訳なので、一概に算出できないからですね。

で、こう言った話になると多くの検証データを持っていると思われるJAF(一般社団法人日本自動車連盟)のホームページを探してみました。すると

車は、停止中でもエンジンがかかっていれば燃料を消費します。10分間のアイドリングで約130cc程度の燃料を使います。
走行していなければムダな消費ですので、停止しているのであればエンジンをとめるように心がけましょう。

引用:日本自動車連盟(JAF)

と言うのを見つけました。

計算してみましょう

それでは、JAFのデータを元に計算してみましょう。10分間で130ccの燃料消費であることから、1時間では

130cc×6=780cc

とします。条件としては、この値はエアコンをつけていない状態とします。

みなさんが乗っている車の燃料タンク容量を、この値で割ってあげればエンジンがかかっている時間になると言えますよね?

例えば燃料タンクが40リットルであれば

40L÷0.78L=51.28時間

つまり、51時間ですから

丸2日と3時間はエンジンがかかった状態を維持できる

ってことになります。

エアコンを使った場合

ちなみに、夏場なんかのエアコン稼働した場合は、これよりも当然ながら燃費が悪くなります。ネットをいろいろ調べると

だいたいエアコン未使用時の1.3倍が目安である

と言うことでした。

同様に計算してみると

40L÷(0.78×1.3)=39.45時間

つまり、39時間ですから

丸2日に5時間足りない(笑)と言う結果になりました。

アクシデント時の手段

何れにしても、2日間くらいはエンジンかけっぱなしでいられると言うことですね。夜中に不幸にも雪や何かのアクシデントで立ち往生してしまった場合でも、無理に動き回ったりしないで、エンジンをかけたまま夜を明かすと言う選択肢を確信を持って取ることが出来ますね。

もちろん、エンジンかけっぱなしの状態が車自体や環境に良いとは思いませんが、アクシデントで身を守る手段としてならば

車内で暖を取りながら救出を待つ

ことが立派な対応策になると言えるのではないでしょうか?

ただし、排気ガスが車内に入ってこないように厳重な注意を行う必要があります。マフラー周辺はこまめに除雪し、排気ガスが車内に入ってこないようにしなければ中毒死してしまいます。(そのような事例が多く発生しています)

これまでの立ち往生例

つい最近もニュースで流れていましたが、これまでもたくさんの立ち往生が起きています。

2010年2月:

新潟市の広域農道で車100台以上が立ち往生。

2010年12月~2011年1月:

鳥取県の米子市から琴浦町の国道9号の約25キロで車約1千台が立ち往生。混乱は40時間以上続いた。

2011年1月:

北陸道の福井-木之本(滋賀)、長浜(滋賀)-今庄(福井)などが通行止めとなり、一時約800台の車が動けなくなった。

2012年2月:

青森県の国道279号で数百台が立ち往生。車内の計329人が小学校など21カ所に避難した。

2013年3月:

北海道で500台以上の車が立ち往生。中標津町では雪に埋もれた車の中で母子4人が一酸化炭素中毒で死亡。湧別町では父娘が乗った車が吹雪で動けなくなり、車の近くで父親が娘を抱いたまま凍死。

2014年2月:

東名高速の神奈川県内の下り線と静岡県内の上り線で、いずれも最大40キロ、20時間以上立ち往生。

2016年1月:

愛媛県八幡浜市の国道378号で100台以上の車が立ち往生。

2017年1月23日:

鳥取県智頭町の国道373号で車200台が動けなくなった。

追記:

2018年1月11日:

石川、富山両県の北陸自動車道金沢森本-小矢部インターチェンジ(IC)間の上下線で最大約410台が動けなくなった。

2018年2月6日:

国道8号は6日から、福井県のあわら市や坂井市を中心に大型トラックなどの立ち往生が発生。巻き込まれた車両は最大約1500台に上り、陸上自衛隊などが除雪を進めていた。

2018年2月17日:

北海道せたな町と今金町を通る国道229号と道道4本で、最大であわせて約70台が立ち往生。

参考:朝日新聞デジタル毎日新聞

立ち往生の原因

このような雪道での立ち往生ですが、誰も好き好んで起こす訳ではありませんよね?

では、一体何が原因で起きてしまうのでしょう?

急な降雪

すべての原因はこの「急な降雪」によります。それに加えて「短時間で大量の積雪」と言うことがあるでしょう。事前に準備や備えをしたつもりでも、その想定を超えてしまうこともあるのかもしれません。

除雪作業の遅れ

急な降雪による積雪で、結果的に除雪作業が遅れてしまうことにつながります。それがもたらすのは「車道の減少」と言う、交通の阻害要因です。こうなると、通行するのに支障があり、車が減速したり停止したりと、渋滞を引き起こす原因になります。

車の冬装備の不備

最も直接的な引き金が、この「冬装備の不備」でしょう。特に大型トラックなどがチェーンやスタッドレスタイヤを装着していないなどにより、山間部の道路でスリップを起こして立ち往生に至るケースが多く見受けられます。

雪道で立ち往生すると罰金!そうなる原因と対策について

まとめ

雪道での立ち往生の原因は、事前の予測と準備、そして十分な装備と言うのが必要であることがわかりました。雪道に限らず車が立ち往生してしまうなんてことにならないように気を付けるべきですが、万一そんなことになってしまっても慌てないで行動してください。

車はだいたい2日くらいはエンジンかけっぱなしでいられます。

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