スマホのながら運転厳罰化はいつから?気になる罰則内容もチェック

今や社会問題になっている「スマートフォン使用のながら運転」ですが、日本政府はこの問題に対して現状よりも罰則を強化し、より厳罰化する方針であることがわかりました。

今やほとんどの方が携帯電話を所持し、単なる通話ではなく

アプリでゲームをしながら運転して事故を起こした・・・

なんてニュースも聞いたりしますので、この方向は当然と言えば当然でしょう。

それでは、そうなった背景や厳罰化の時期、内容について調べてみました。

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スマホながら運転の現状

「スマホながら運転」と表記していますが、実際には携帯電話全般と言うことでご理解いただければと思います。

自動車を運転中に携帯電話を使用しての事故は以前から発生しており、警察などもこれらの取締りを実施してきました。過去は単純な通話であり、それによって意識が運転から通話に向けられるために注意が周囲に行きわたらなくなることから事故につながることが問題とされました。

しかし、現在はスマートフォンが普及したことで単なる通話ではなく、メールの閲覧やwebの閲覧、さらにはゲームアプリを利用しての事故と言うのが最近の傾向となっています。

携帯電話利用による事故件数

警察庁によれば、携帯電話利用による事故件数は増加傾向であると言うことです。携帯電話利用による事故件数は平成23年が1,280件なのに対して平成28年では1,999件と1.6倍になっています。その内訳を見ると、通話は横ばいもしくは減少傾向なのに対し、画像目的が要因だった事故は409件から927件と2.3倍になっているのが特徴となっています。

出典:警察庁ホームページ

取締りは年間100万件

このような傾向を受けて、警察庁では日々取締りを実施しています。以前であれば速度取締りがメインでしたが、最近では私服の警察官が物陰に隠れたり歩行者を装って運転者を注視し、携帯電話のながら運転を確認したら無線で連絡して検挙する・・・と言うシーンをよく見かけるようになりましたよね。

全体の交通取締りの中でも、この携帯電話に関連する取締り件数は年間で100万件に及ぶということです。凄いですね。それだけ危機感のある事象であり、警察も力を入れている証拠と言うことでしょうね。

現在の罰則

それでは、現在の罰則規定を見てみましょう。

道路交通法第71条では

第七十一条 車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らなければならない。
五の五 自動車又は原動機付自転車(以下この号において「自動車等」という。)を運転する場合においては、当該自動車等が停止しているときを除き、携帯電話用装置、自動車電話用装置その他の無線通話装置(その全部又は一部を手で保持しなければ送信及び受信のいずれをも行うことができないものに限る。第百二十条第一項第十一号において「無線通話装置」という。)を通話(傷病者の救護又は公共の安全の維持のため当該自動車等の走行中に緊急やむを得ずに行うものを除く。第百二十条第一項第十一号において同じ。)のために使用し、又は当該自動車等に取り付けられ若しくは持ち込まれた画像表示用装置(道路運送車両法第四十一条第十六号若しくは第十七号又は第四十四条第十一号に規定する装置であるものを除く。第百二十条第一項第十一号において同じ。)に表示された画像を注視しないこと。

引用:警察庁ホームページ

となっています。罰則は

2.罰則等
(1) 携帯電話使用等(交通の危険)
罰  則 3月以下の懲役又は5万円以下の罰金
反 則 金  大型12千円、普通9千円、二輪7千円、原付6千円
基礎点数 2点
(2) 携帯電話使用等(保持)
罰  則 5万円以下の罰金
反 則 金  大型7千円、普通6千円、二輪6千円、原付5千円
基礎点数 1点

となっています。

これらの罰則では抑止力がない・・・と言うのが政府の判断なのでしょうか?

スマホのながら運転罰則強化

以上のような現状を踏まえ、道路交通法の改正に向けて政府が動いている・・・と言うことです。まだ「検討段階」であるとは言え、流れとしては間違いなく実現する方向にあると言えるでしょう。

いつから実施されるのか

この厳罰化ですが、いったいいつから実施されることになるのでしょうか?

報道によれば、政府は2018年1月22日から始まる通常国会で道路交通法改正案を提出する方向で動いているとのことですので、法案が国会を通過すれば早い段階で実施されるのではないか?と個人的には考えています。

社会的にスマホのながら運転に関しては厳しい意見が占めており、法改正に反対する理由が見当たらないので提出されれば間違いなく可決されるものと思います。通常国会は6月中旬が会期末なので、早ければ2018年度中(10月頃か)から施行される可能性がありますが、年度をまたいで2019年4月と言う可能性もあります。

いずれにしても、近いうちに厳罰化されるのは既定路線であるように感じます。

罰則内容

それでは、一番気になる罰則内容を見てみましょう。

  • 携帯電話などを操作して交通の危険を生じさせた場合、現状の「3月以下の懲役または5万円以下の罰金」から「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」に引き上げる
  • 軽微な交通違反を犯した際に、反則金を納付すれば刑事訴追されない交通反則通告制度の対象から除外する
  • 直接交通の危険を生じない場合でも、現状の「5万円以下の罰金」から「6月以下の懲役または10万円以下の罰金」

まず、懲役が3月から1年以下に、罰金が5万円以下から30万円以下になっています。それ以上に大きな改正としては、

交通反則金通告制度から除外された

と言うことではないでしょうか?いわゆる

青切符ではすまない・・・

と言うことになります。そして、直接交通の危険を生じない場合でも6月以下の懲役または10万円以下の罰金となります。

従来であれば最大でも1万2千円の反則金で済んだケースでも、この改正以後は事情聴取や罰金など、とっても面倒なことになる訳ですね。

交通違反切符の色による違いの意味は?反則金や行政処分についても

まとめ

スマホや携帯電話によるながら運転は危険以外の何物でもない行為であり、この厳罰化に関しては個人的にも致し方ないのではないかと言う思いです。厳密には、画面の注視や操作などは外出や遠出の際にナビの操作をしてしまうこともありますので、以後は停車して実施するなど、より安全に留意して自身を戒めたいと思います。

道路交通法の改正では、過去にも飲酒などの厳罰化が行われて大きな効果を上げています。今回の改正も、同様にわたしたちドライバーの意識改革を進めて行動を促し、それが定着化することで、より安全な環境が作られれば良いのではないでしょうか?

これから審議されるこの厳罰化法案の行方を注視していきたいと思います。

※決まり次第、このページに追記してまいります

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