ガソリン価格に地域差が生まれる理由とは?ランキングも掲載

車を運転する上で欠かせないのが

ガソリン

です。

「俺はディーゼルだから軽油だぜ!」

とか

「EV車だからガソリン要らないよ~!」

って方もいると思いますが、とりあえずガソリンが主役と言うことで話を進めて行きたいと思います。

で、そのガソリンですが、高かったり安かったりするのは当然のことですが、場所によっても値段が結構違いますよね?特に、ドライブなどで遠出したと気なんかに顕著に感じます。

それってどうしてそうなるのでしょうか?

今回は、そんな視点で考えてみたいと思います。

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ガソリンとは

まず、あらためて「ガソリンってなに?」って話からしたいと思います。既にご存知だと思いますが、ガソリンは石油(原油)からつくられるもので、元々ガソリンと言うものがあるのではありません。そして、日本では原油のほとんどを輸入に頼っています。

原油からつくられるオイルの種類

原油からつくられる(精製される)オイルには次のようなものがあります。

灯油

ストーブやファンヒーター、お風呂を沸かすボイラーなどにも利用されるとっても身近なオイルです。引火しやすくなる温度が40℃以上なので、常温での保存がしやすく扱い易いオイルです。

軽油

ディーゼル車などに使われるオイルとして広く認知されていますよね。

重油

原油からガソリンや灯油を分離した残りの部分です。タール分などで真っ黒なイメージがありますよね?主に工業目的のボイラーなどで使用されます。

ガソリン

車(ガソリン車)の燃料であり、とても身近なオイルです。揮発性が高く引火しやすい特徴があるので、扱いには注意が必要です。

ナフサ

燃料にも使えますが、主にプラスチックなどの原料に用いられます。

ガソリンは精製してつくられる

このように、ガソリンを含む様々なオイルは、原油から精製されてつくられるのです。

日本には、このような原油を精製する施設が22か所あり、日々精製を行っています。

※2017年4月現在のデータ、数字は精製量(バレル/日)

  1. 出光(北海道)150,000
  2. JXTGエネルギー(宮城)145,000
  3. 鹿島(茨城)197,100
  4. コスモ(千葉)177,000
  5. JXTGエネルギー(千葉)129,000
  6. 出光(千葉)190,000
  7. 富士(千葉)143,000
  8. JXTGエネルギー(神奈川)235,000
  9. 東亜(神奈川)70,000
  10. JXTGエネルギー(東京)270,000
  11. 出光(愛知)160,000
  12. コスモ(三重)86,000
  13. 昭和四日市(三重)255,000
  14. コスモ(大阪)100,000
  15. JXTGエネルギー(大阪)135,000
  16. 大阪国際石油精製(大阪)115,000
  17. JXTGエネルギー(和歌山)127,500
  18. JXTGエネルギー(岡山)320,200
  19. JXTGエネルギー(山口)120,000
  20. 西部(山口)120,000
  21. JXTGエネルギー(大分)136,000
  22. 太陽(愛媛)138,000

地域差が生まれる理由

それでは本題です。

ガソリンの価格に地域差が生まれる理由について考えましょう。

冒頭にも言いましたが、ガソリンは石油を輸入して精製されるものになりますので、輸入時点での価格が大きく左右します。

ガソリンの流通過程

ガソリンなどの石油精製品の流通過程は主に次のようになります。

精製所(製油所)→(タンカー・タンクローリーで輸送)→油槽所 →(輸送) SS(小売り)

となります。

また、このような石油製品では元売り系列(例えばENEOSや出光など)のガソリンスタンドで売られるもの(系列玉というそうです)と、業者間転売による元売り系以外の独自ブランドや無印での流通(業転玉というそうです)の2種類があります。

しかし、出所は同じなのですね。

ガソリンはどこで入れても同じ?メーカーによる品質差はあるの?

精製所からの距離

流通過程を見ていただければわかりますが、やはり精製所(製油所)から油槽所を経てスタンドなどの小売へ輸送されることになりますので、その輸送コストが大きな要因になっています。

2018年1月17日時点でのレギュラーガソリン1Lあたりの現金価格ランキング(gogo.gs調べ)TOP10を見てみます。

  1. 千葉県:136.2円
  2. 福井県:136.4円
  3. 埼玉県:136.7円
  4. 鳥取県:137.4円
  5. 三重県:137.6円
  6. 東京都:137.7円
  7. 栃木県:138.6円
  8. 岩手県:138.6円
  9. 鹿児島県:138.6円
  10. 神奈川県:138.7円

全てではありませんが、石油精製所から近い県では価格が安い傾向にあると言えるのではないでしょうか?

念のため、高い順のランキングも掲載します。

  1. 熊本県:144.9円
  2. 香川県:144.1円
  3. 高知県:144.0円
  4. 沖縄県:144.0円
  5. 長野県:143.7円
  6. 岐阜県:143.2円
  7. 和歌山県:143.2円
  8. 滋賀県:143.2円
  9. 青森県:143.0円
  10. 山梨県:142.6円

系列による価格差

石油の元売り系列(系列玉)でも各元売り各社によって原油を仕入れた価格が違います。また、業転玉は系列玉よりも価格が安い傾向にあるので、系列店よりも無印やプライベートブランドなどのガソリンが安くなります。

地域での価格競争

自由経済である以上は仕方のないことですが、利用者も多くスタンドの数も多い首都圏などでは競争も激しくなりますので全体の価格が安くなる傾向にあります。

一方で、スタンドの数が少なく過度な競争をしなくても売れるような地方の場合は、価格競争で下げらた価格と比較すると高くなる傾向にあると言えるでしょう。

店舗スタイル

地域差には直接関連しないかもしれませんが、昨今のガソリンスタンドはセルフ形式が多くなっています。セルフ式のスタンドでは、サービスを提供しないことで人件費を削減していますので、その分ガソリン価格が安い傾向にあります。

フルにサービスしてくれる店舗と比較した場合セルフやセミセルフが安いので、そのような店舗が多く存在する地域では価格が安くなるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

ガソリンの価格に地域差が生まれる理由として、やはりもっとも大きいのは

石油精製所からの距離

と言えそうですね。しかし、それだけが要因ではなく、地域の店舗間での競争であるとか、系列がどこであるとか、店舗の営業スタイルがどうであるとか、そんなことも関係あることがわかりました。

車を乗る上で欠かせないガソリンですが、少しでも安く入れたいのは人情です。地域的な問題は仕方のないことですから、メーカーが用意する会員サービスや特典なども上手く利用して、上手にガソリンを給油できたら良いですね。

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