速度取締りを行う理由とは?警察の言い分とドライバーの言い分

スピード違反・・・。

物陰に隠れて速度取締りを行う警察官が、突然「とまれ」と書かれた旗を持って道路に飛び出してきて自分の車を道路脇に寄せさせる。

「しまった!そんなに出てたか?」

と思っても後の祭り。

そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?

今回は、速度取締りが行われる理由と、納得のいかない取締りなどについて、警察の言い分やドライバーの言い分も交えて考えてみたいと思います。

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速度取締りについて

道路を車で走行する上で守らなければならないのが速度規制でしょう。

どんな道路であろうが、道路脇に速度規制標識が必ず立っていて制限速度が表示されています。

取締りの理由と目的

警察の方々が交通取締り(指導)を行う根拠としているのは、道路交通法第1条の

道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、及び道路の交通に起因する障害の防止に資することを目的とする。

と言う目的を達成するためです。その活動は

  • 無免許運転
  • 飲酒運転 
  • 著しい速度違反
  • 交差点関連違反(特に危険性の高い信号無視、横断歩行者妨害、一時停止違反)
  • 追越し・通行区分違反

など、交通事故に直結する事案に対して重点的に行われているそうです。

スピード違反の点数と罰金は?免停や取消しになる速度も

速度取締りの目的

速度取締りも交通事故に直結する危険な行為であることから実施されますが、警察が言う理由には以下のものがあります。

事故の被害はスピードに比例する

京都府警のHPによると

自動車と歩行者が衝突した場合、衝突時の速度が時速30kmを超えると歩行者の致死率が急に上昇し、その後も速度が上がれば上がるほど死亡率は上昇します。

京都府警のHPより引用

となっています。そして

速度取締りを行うことは事故を減らすために必要である

と言いきっています。その効果は

  • 死亡事故を14%
  • 負傷事故を6%

削減したと言うデータが掲載されています。さらには

速度取締りにより交通事故の防止効果が持続する

とも言っており、その理由が

速度取締りの実施場所では走行速度が低下します。その効果は国道等通過交通の多い路線で約1週間、地域住民の利用頻度が高い市町村道で約4週間程度持続することが判明しています。

京都府警のHPより引用

とのことです。

これらをまとめて警察側が取締りを正当化する論拠としては

  1. 速度規制は適正であると言う前提の元で
  2. 取締り区間において、悲惨な事故が発生した(または発生する可能性がある)
  3. 交通事故をなくす(または減らす)ために交通取締りを行う

となるのでしょう。

納得いかない速度取締りの実態

最近では速度取締りに限りませんが、取り締まる方法や場所に対して納得がいかない場合が多い気がしませんか?

隠れて取締り

速度取締りや携帯電話などの取締りなど、警察官が隠れて(意図的にドライバーから見えないような場所や環境)実施されることが多い印象を持ちます。もっと堂々とやればいいのに、なぜコソコソと見えないようにしているのでしょう?

これに関して山口県警察のHPでは

速度取締りに当たっては、機械の設置あるいは車両の誘導や停止等、安全面の確保も必要であることから多くの場合、道路脇で行っています。

このため、前方を注視しているドライバーには見えにくい場合があり、隠れているといった印象を与えることもありますが、警察官としては隠れて行っているわけではありません。

山口県警HPより引用

と理由が書かれていました。まぁ、そうなんでしょうが、言い訳がましく聞こえなくもないですよね?

速度の出そうな場所を選んで実施

私たちドライバーからすると、速度取締りが行われている場所は比較的見通しがよく、道路も直線で

スピードが出やすい場所

を選んで実施している印象があります。これについても同じく山口県警HPでは

地理的条件や道路形状により速度が出やすい特性を持つ場所でも必要に応じて取締りを行います。

山口県警HPより引用

とも書かれていました。これもそのとおりなのでしょうが、やはり私たちにとっては

捕まえやすい場所を選んで罠を張っているイメージ

が拭えませんね。

筆者の体験

実は、わたしも速度違反で反則金を払った経験があります。その時の状況は上記の納得いかないケースと同じで

  • 速度制限は時速40Km
  • 見通しの良い場所
  • 道路は長い直線
  • 警官は建物の陰に隠れて取締りを実施
  • 過去に事故などは発生していない

場所でした。速度違反は15Kmオーバーでした。

納得いかないまでも、仕方なく違反切符にサインしましたが、腹の虫が収まらないので、取締り警察官に不満をぶつけましたが埒があかないので、管轄している警察署の交通課に電話をして交通課長と面談しに行きました(笑)。

最初から犯人扱い

電話では最初から犯人扱いで、こちらが何を言っても

「違反をしたんだからあんたが悪い。何を言ってるんだ!」

と言う対応。しかし、本当に警察署まで訪問するとは思っていなかったらしく、かなり面喰らっていました。一応別室に通されて話を聞いてもらうことができました。

その際に聞いた内容が以下です。

今回の速度取締りの意味・目的

いわゆるノルマ達成のための取締りではないか?と追及しましたが、他の警察と同じように

「交通事故防止のための活動である」

と正当化してきました。しかし、取締り箇所での事故データを過去10年分くらいに遡って開示するように要求すると、それは拒否されました。そもそも、事故など発生した場所でもなく、交通量も少ないために

明らかに速度超過者をカモにした取締り

だと感じました。

国道など速度超過が多発する場所で行わないのか

こんな田舎道で取締りをするよりも、国道などの交通量が多く速度超過によっての危険性が高い場所で取締りを行った方が効果的なはずだが、なぜそれを行わないのか?

これについては

「国道などの交通量の多い場所での取締りは、取り締まる警察官にとっても危険であるために行わない。」

と言った内容でした。おそらく、オービスなどの自動速度取締り装置などが普及しているので、それに代用されているのだろうと思いますが、いかんせん納得できない回答でした。

高速道路のオービスは何キロオーバーで撮影するの?

結果は自己満足

青切符にサインして違反を認めているので、今さら何を言っても無意味であることは承知していましたが、とにかく何か言ってやらないと気が済まなかったので押しかける形で話をしました。1時間くらいだったでしょうか?

さすがの交通課長も私の勢いに圧倒されたのか、最後は私をなだめるような態度になり、最初に見せた横柄な態度は消えていました。

何が変わるわけでもありませんでしたが、結局は私自身の自己満足の行動で終わりました。

まとめ

速度取締りは、なぜか制限速度の低い場所で行われるケースが多い気がします。

警察の言い分も理解できますし、それが効果的であるならば必要なことだろうと思いますが、やはりやり方が気になりますよね。今や、GPS搭載レーダー探知機などでは、取締りが行われる場所(行われた場所など)を事前に知らせてくれますし、取締り自体が速度低下への抑止力になっているとは思えません。

スピード違反取り締まりがわかるアプリってある?オービスも対応

やはり、事故発生のメカニズムなどを道路環境なども含めて科学的に分析し、地域住民に積極的に広報・周知して危険性を啓蒙した上で取り締まるとか、そんな活動を推進してもらいたいと思います。

何事も「ダメだダメだ」の一方向からのアプローチではなく、「ここはこうだからこうしよう!」と言う双方向的なアプローチで改善を進めル活動を希望します。

もちろん、自身も安全に気を配り速度を守って走行するようにしなければなりませんし、それがドライバーの義務でもあります。

交通事故を起こさないように、日々努力しなければいけませんね。

交通違反切符の色による違いの意味は?反則金や行政処分についても

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