エンジンかけっぱなしの状態でバッテリーは大丈夫?停車時の豆知識

立ち往生の際はもちろんですが、それ以外でも休憩したり車中泊だったりで

エンジンをかけっぱなし

にするシーンはありますよね?

そんな時に燃費以外で気になることと言えば

「アイドリングのままでバッテリーって大丈夫なのだろうか?」

と言うことではないでしょうか?

例えば、車中泊なんかで翌朝起きたら「バッテリーがあがっていた」って言うのはシャレになりませんもんね。

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充電の仕組み

まず知っておかなければならないのは、車の電気系統についてです。車の電源と言えばバッテリーです。これがないと車は動かないと言っても言い過ぎではない重要な部品です。

このバッテリー、車に広く使われているものとして正式には

鉛蓄電池(なまりちくでんち)

と言います。

このバッテリーが車で使う電気を賄っています。ただし、使えば電池は減るものですから、車が動いている(エンジンが動いている)時に充電もしています。鉛蓄電池は、いろんな面で取り扱いが容易であり危険性が少なく、充電する電池にありがちなメモリー効果などもなく、車の電池として最適だったのです。

オルタネータ

その鉛蓄電池を充電する役割を担うのが

オルタネータ

と呼ばれるものです。簡単に言えば、車に取り付けられている発電機です。

このオルタネータがベルトでエンジンと接続されており、エンジンが回転するとオルタネータも回転して発電します。エンジンがかかっている状態では、その発電した電気を利用して車に必要な電気を賄いますが、発電した電気以上に車で電気を消費する場合は、足りない分をバッテリーから供給することになります。

逆に、発電した電気よりも消費した電気が少なければ、余った分は充電に使われることになるのです。

このオルタネータですが、エンジンの回転数に比例して発電量が多くなります。例えばですが

  • 1000rpmの場合は10A発電
  • 2000rpmの場合は20A発電

と言うような性質があります。これがポイントになります。

発電量と使用量の関係

ざっくりな説明で恐縮ですが、その説明を元に当初の疑問を考えることにします。

車を停車させている時の状況によってバッテリーが大丈夫かどうかが決まってくることになります。要は「発電量-使用量」の結果で

  • 結果がプラスならばバッテリーはあがらない
  • 結果がマイナスならばバッテリーがあがる

と言う結論になります。一般的に、アイドリング時の電気使用量は14A~16Aと言われます。ですので、この状態とオルタネータがアイドリング時に発電する量が同じかそれ以上ならば問題ない訳ですが、夏場でエアコンを使用していたり、冬場でヒーターを使ったり、カーオーディオを使っていたりした場合は、おそらく使用量が発電量を上回ってしまい、足りない分をバッテリーから消費することになって、徐々にバッテリーの残量が減っていき

バッテリー上がりになる

と言う結果をむかえることになるでしょう。

※バッテリーがあがったら

車のバッテリーが上がった!救援車との接続法と便利グッズについて

車のバッテリーが上がった!その原因と予防法は何かある?

電装品の消費電力

参考として、各電装品の消費電力の目安を掲載しておきます。

電装機器 アンペアの目安
ヘッドライト(HI) *標準バルブ 11.0~11.5A
ヘッドライト(LOW) *標準バルブ 8.0~9.5A
バックランプ 4.0~4.5A
ストップランプ 3.5~4.2A
スモールランプ 3.0~4.0A
フォグランプ 4.0~6.0A
ルームランプ 0.9~1.2A
ハザードランプ 4.0~8.0A
ブロアモーター(エアコン風量)/MAX 18.0A
ブロアモーター(エアコン風量)/3 12.0~13.0A
ブロアモーター(エアコン風量)/2 9.0~10.0A
ブロアモーター(エアコン風量)/1 6.0~7.5A
ドアロック 11.0~12.0A
デフォッガー 10.0~11.0A
パワーウィンドウ(1箇所上昇) 7.0~8.0A
ワイパー 6.0~8.0A
エンジン IG-ON時 3.0~5.0A
エンジン アイドリング状態 14.0~16.0A
燃料ポンプ 4.0~5.0A
電動ファン 5.0~7.0A
セルモーター(スターター) 平均120A(瞬間最大300A以上)
カーナビ 1.0~2.0A
ラジオ 0.3~0.9A
オーディオ(60Wの場合) 4.5~5.0A
ETC 0.2A
レーダー探知機 0.1~0.5A
ドライブレコーダー 0.3A

出典:ADVANCE

まとめ

エンジンかけっぱなしで休憩や車中泊をした場合は

必要最低限の電気使用量

であれば、バッテリーがあがることはなさそうです。

アイドリング時のオルタネータ発電量と停車中の電気使用量の関係を考えておけば良いのですね。むやみにエアコンを使ったり、カーオーディオを使ったりせずに、エンジンかけっぱなしで休憩や車中泊をした場合は

必要最低限の電気使用量

であれば、バッテリーがあがることはなさそうですよね。

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