信号機の電気代はいくら?誰が払っているのでしょう

私たちが車を運転する際に、交通を円滑にしてくれる役割を担う交通信号機。毎日24時間休みなく働き続けています。

  • この信号機の電気代っていくらくらいかかっているの?
  • その電気代って、誰が払っているの?

って思ったのですが、どうなんでしょう?

今回は、信号機の電気代について調べてみました。

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交通信号機の電気代

さっそく本題に入ります。

交通信号機の電気代はいくらかかるのか?

それを算出するには、信号機の詳細な仕様が必要です。現在道路に設置されている交通用の信号機(車用、歩行者用とも)には

  • 従来型の電球タイプ
  • LEDタイプ

の2つが存在しています。それぞれの電力消費量がわかれば、信号機1基あたりの電気代が算出できます。

信号機の消費電力

では、電球とLEDそれぞれの信号機における消費電力を見てみます。

株式会社ショージのHPによると

  • 電球タイプ信号機の消費電力:60W(ワット)
  • LEDタイプ信号機の消費電力:7W(ワット)

と記載されています。これを次の計算式で電気料金を算出してみます。

消費電力 × 使用時間 × 使用日数 × 電力供給会社の電気料金(単価)

電気料金は、電力会社によって違いがあるので基本的に最も高い北海道電力の価格を適用します。

参考:電力各社の電気料金(2018年1月26日現在)

  • 東京電力:26円
  • 中部電力:25.08円
  • 関西電力:26.19円
  • 北海道電力:29.72円
  • 東北電力: 24.87円
  • 北陸電力:21.33円
  • 中国電力:26.96円
  • 四国電力:26.5円
  • 九州電力:22.69円
  • 沖縄電力:27.97円

信号機の電気料金

それでは、上記条件で計算してみました。

電気料金は1年分としました。

  • 電球タイプ信号機の電気料金/年:60W×24時間×365日×29.72円=約15,620円
  • LEDタイプ信号機の消費電力/年:7W×24時間×365日×29.72円=約1,822円

これが信号機1基あたりの年間電気料金となります。

現在、日本全国にある信号機は車用が約126万灯、歩行者用が約100万灯、合計226万灯設置されています。

それぞれに電球タイプとLEDタイプがありますので、その比率を以下に示します。

  • 車用信号機:電球タイプ45%、LEDタイプ55%
  • 歩行者用信号機:電球タイプ50%、LEDタイプタイプ50%

※平成28年度末時点 出典:警察庁HP

便宜上、車用も歩行者用も消費電力は同じとしました。

車用信号機の電気料金

  • 電球タイプ信号機の電気料金/年:15,620円×(126万×0.45)=88億5千6百54万円
  • LEDタイプ信号機の消費電力/年:1,822円×(126万×0.55)=12億6千2百64万6千円

上記を足すと

101億1千9百18万6千円

となります。

歩行者用信号機の電気料金

  • 電球タイプ信号機の電気料金/年:15,620円×(100万×0.5)=78億1千万円
  • LEDタイプ信号機の消費電力/年:1,822円×(100万×0.5)=9億1千百万円

上記を足すと

87億2千百万円

となります。

車用と歩行者用を合算すると

188億3千9百18万6千円

となりました。いやぁ、結構かかってますね~!!

交通信号機の電気代は誰が払っているのか

では、この莫大な交通信号機の電気料金を

いったい誰が支払っているのか?

です。

実は、

各都道府県警察

が電気料金を支払っています。警察と言っても行政機関ですので、当然その原資は私たちの税金と言うことになりますが、それ以外にも交通違反で支払った反則金なども充当されています。(信号機の値段っていくらぐらい?交通標識やガードレールも

信号機LED化による問題

信号機の電気料金・・・と言う視点で見ると、信号機がLED化することで大幅に電気料金が安くなるのはよくわかりましたよね?何しろ電球タイプの12%程度で済んでしまうのですから、その効果は凄いものがあります。

しかし、世の中良いことだけではないのですね。

特に雪国などにおいては、信号機をLED化したことで次のような問題が起きています。

信号が見えない

雪国では当たり前ですが雪が降ります。その雪は信号機にも付着し積もるのですが、電球タイプの信号機の場合は

電球自体が点灯することで発熱し、雪の付着を防いでいた(または融かしていた)

のですが、LEDタイプの信号機ではそもそも熱が発生しない(雪を融かすほどには)ので、信号に雪がどんどん付着して見えなくなってしまうのですね。

これを解決するには、信号機にヒーターを取り付けるとか、雪が付かないようなカバーなどを工夫しているようです。

カバーはともかく、ヒーターとなると本末転倒な気がしますよね?電気代を安くしようと思ったのに、逆にヒーターで電気代が高くなるかもしれないのですから。と言っても、冬場だけと言うことを考えれば、まったく効果がないとは言えないので、それはそれで一つの選択肢ではあると思いますけどね。

いずれ、LEDタイプでも雪が付着しないような改善された信号機も登場することでしょうね。

まとめ

信号機の電気料金は、

1基あたり年間で約8,336円(車用、歩行者用合算値)になることがわかりました。

また、電気料金を支払っているのは各都道府県警察だったんですね。交通に関することはやはり警察管轄と言うことですかね。

信号機はどんどんLED化が進み車用で55%、歩行者用でも50%が既にLED化されていますが、雪国ではLED化したことによる問題も発生しているようです。

なくてはならない交通信号機ですが、その維持費も莫大であることがわかりました。

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