ガソリンは満タンにしない方が得?燃費向上節約術を考察

ガソリンスタンドに行くと、満タンにする人や定額分入れる人、定量分入れる人など様々かと思います。私はほとんどの場合

ガソリン満タン派

です。その方が安心ですし・・・。

でも、ガソリンを満タンにしない方が燃費が良いとか節約できる~なんて情報もありますが、それって本当なんでしょうか?

今回は、そんなことも含めて燃費向上のための節約術について考えてみます。

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ガソリンを満タンにしない方法

車の燃費は、車の種類はもとより運転の仕方や乗車定員など、様々な条件で変化してきます。

燃費の算出方法:燃費計算の方法を知っていますか?燃費改善の5要素について

ガソリン(燃費)の節約術として

ガソリンを満タンにしない

と言う方法が知られています。その根拠は

ガソリンを満タンにすると重くなるので燃費が悪くなる

ということなのです。

ガソリンの重さ

これを考えるとき、ガソリンの重さを知る必要があります。

■石油製品の密度 単位:g/cm3

LPG 0.50~0.60
自動車用ガソリン 0.72~0.76
ジェット燃料油 0.76~0.80
灯油 0.78~0.80
軽油 0.80~0.84
重油 0.80~0.96
軽質潤滑油 0.82~0.91
重質潤滑油 0.88~0.95
アスファルト 1.02~1.06

出典:石油連盟HP

自動車用のガソリンは概ね0.72~0.76くらいの比重です。1リッターあたり0.72~0.76Kgと言うところですが、間を取って0.74Kgとしましょう。

燃費と重さの関係

車の重量(走行する際の総重量)と燃費の関係は、様々な実験で検証されており

  • 重量が100Kg増加すると燃費は5%悪化する

と言うことがわかっています。

これを使って机上の空論ではありますが、計算して比較してみます。

計算する条件

条件は次のようにします。

  1. 車両重量:1,000Kg(一定)
  2. 乗車人数:1名(体重70Kg・一定)
  3. ガソリン搭載量:満タン時50Lと半分の25Lで比較
  4. 燃費:15Km/L

満タン時の車両総重量は

1,000+70+(0.75×50)=1,107.5Kg

となり、ガソリン半分の時は

1,000+70+(0.75×25)=1,088.75Kg

となります。その差は18.75Kgです。

100Kg増加すると燃費が5%悪化するのですから

5×0.1875=0.9375

となり、ガソリン半分の時の燃費を1とするとガソリン満タン時は約0.94%悪化することになります。

燃費が15Km/Lとした場合、悪化した燃費を計算すると14.1Km/Lとなります。

軽い方が良いものの差はわずか

計算結果から、ガソリンを少なく給油して軽くする方が燃費にとって良い結果になるのはわかりましたが

その差はわずかである

とも言えます。

  • ガソリン半分時:15Km/L
  • ガソリン満タン時:14.1Km/L

ですからね。差分25Lで走る距離は

  • ガソリン半分時:375Km
  • ガソリン満タン時:352.5Km

で、22.5Kmの差でしかありません。これは、ガソリン1.5L分です。

正直、この程度の差であれば運転の仕方や走り方で変わってしまうような気がします。

重さ以外による要素

ガソリンを満タンにしない方法での節約術には、重さ以外の要因が実は大きいと言えます。

まず、真っ先に上げられるのが

ガソリンの単価(値段)

です。ガソリンを満タンにしないと言うことは、それだけガソリンを給油する回数が増えることになります。その場合、毎回ガソリン単価が同じであれば重さによる差分が有効になりますが、ほとんどの場合は変動しています。単価が高い時に入れる回数が多くなってしまえば、その分ガソリン代が高くなってしまいますし、逆に安い時に入れる回数が多ければ得になります。

例えば、1Lで130円の時に25L入れた場合は3,250円ですが、135円の時に25L入れると3,375円になります。差額は125円でガソリン0.93L分に相当します。この金額差が大きくなればなるほど、1回の給油で節約効果がプラスにもマイナスにも振れてしまいます。

結論

ガソリンを満タンにしない節約術の結論としては

  • 単純に重さだけを見た場合は燃費向上に効果が期待できる
  • ガソリン単価と給油回数による要件の方が削減効果に与えるインパクトが大きい

と言えると思います。それを見る限りにおいて

ガソリンを満タンにしない節約術はあまり効果がない

と言う結論に至りました。満タンにしないことによる

  • 給油回数の増加による手間
  • ガス欠への不安

などのマイナス要因もあると考えました。それならば、しっかりとガソリンを満タンにし安心して走ることができる状態を保つ方が良いのではないか?と個人的には考えます。

他の燃費向上策

それでは、他に燃費を向上させる方法はないのでしょうか?

私たちドライバーのちょっとした心がけによって燃費は向上させることができます。

車に不要な荷物は載せない

重さは燃費に影響することはわかりましたよね?

車が軽ければ良いわけですから、普段から不要な荷物を載せないように、必要なものだけを載せるようにしておけば、それによる燃費の悪化が防げることになります。

タイヤの空気圧を適正値にしておく

タイヤの空気圧は車にあった値にしておかなければ悪影響を与えてしまいます。簡単に言えば

抵抗が増えて燃費が悪くなる

と言うことです。ですから、常に適正値にしておくことが節約につながります。

車のタイヤ空気圧はチェックしてる?おススメ頻度と効能について

優しい運転を心がける

ドライバーができる最大の節約術はやはりこれです。

  • 急発進や急加速をしない
  • なるべく一定の速度で走るように心がける
  • 惰性走行を上手に使う
  • 停車時はエンジンを切る

これらのことを実行するだけでも、無駄なガソリンの消費が抑えられます。

まとめ

燃費はガソリン代に直接影響する要素です。その中で言われていた

ガソリンを満タンにしない

と言う節約方法は、重さだけを考えると効果はあるのですが、それ以上にガソリン価格に依存する部分があるので単純に節約法として良い方法とは言えないと思いました。

それよりも、優しい運転を心がけることの方が自分にとっても周囲にとっても良いのではないか?と感じます。

いろいろなご意見があるかと思いますが、ガソリンの入れ方を上手く工夫できる方はそれで良いのかな?と思いますし、面倒だと思う方は別の方法で取り組めば良いのではないかと。

あくまで私個人の意見ではありますが・・・。

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