新古車や未使用車って何?買う時のメリットやデメリットは?

車を購入する場合は一般的に、新車か中古車から選ぶことになります。ですが、それらのカテゴリー以外にも「新古車」や「未使用車」と呼ばれる車もありますよね?

字面から何となく意味はわかるつもりなんですが、これって本当はどんな車なのでしょう?

また、「新古車」・「未使用車」を買う場合のメリットやデメリットって何なのでしょう。

今回はそんなことについて考えてみました。

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新古車・未使用車

昔から新車や中古車の他に「新古車」や「未使用車」と呼ばれる車がありました。

とは言え、この「新古車」と言う呼び名は実は古いもので、現在では店頭などで使うことはできません。一般社団法人自動車公正取引協議会

新古車と言う呼び方はユーザーが新車であると誤解する恐れがあり不当表示である

として使えなくなったからです。ですので、現在主流の呼び方は

未使用車(みしようしゃ)

でほぼ全国統一されています。

未使用車とは

この未使用車ですが、どのような状態の車なのでしょう?

言葉の通り未使用の車ですが、新車も同じく未使用です。違うのは

一旦登録された(ナンバーが付いた)車である

と言う点です。

普通、ナンバーが付けばそのまま利用されるはずですが、未使用車は生まれる特殊な事情ゆえに、ナンバーは付いているものの使われていない(未使用)状態のものを言うのです。

未使用車が生まれる理由

それでは、そんな未使用車の生まれる理由について調べてみました。

営業戦略によるもの

車のような高価な商品であっても、メーカーは売上を伸ばすためにそれなりに車を作って市場に送り出します。作ったものは売らなければお金になりませんので、当然ながら営業現場には販売目標が課せられます。車の場合はディーラーなどの販売店と目標達成時のリベートや報奨金なども付けられます。

例えば、半期(9月から翌年の3月までの半年)で100台以上の車を販売すれば、その販売店に対して

配売した車1台につき1万円の報奨金を付ける

と言った契約がなされる場合があります。目標達成へのインセンティブ(ニンジン)ですね。

このような契約の場合、例えば3月の〆月に96台しか売れない状態だったらどうでしょう?あと4台売れれば報奨金100万円が入るのに、たった4台の差で100万円は入らないのです。

このような場合、販売店は自社の在庫として車を仕入れますが、実際に登録されなければ販売実績としてカウントされません。したがって誰かの名義(関係者)で車を一旦登録することになるのです。

これで目標が達成され、100万円を手にすることができます。

予期せぬ出来事やミス

一方、予期せぬ出来事やミスなどでやむを得ず未使用車になってしまうケースもあります。

例えば、一旦受注したもののキャンセルされてしまった場合などです。それでも、一般的な仕様の車であれば、事後のお客様にあてがうなどリカバリーが効く場合も多いのですが、問題なのは

マニアックな仕様や色の場合

です。

普通はこの色頼まないだろう・・・とか、こんなオプション付けないだろう・・・みたいな車の場合、すぐに売れる可能性が低いので未使用車になってしまう場合が多いのだそうです。

また、営業マンの発注ミスも含まれます。ちょっとしたメーカーオプションが違っていただけで発注し直しになったりすると泣きたくなるそうですが、どうしようもありませんよね?お客様には正しい商品を納車するので、間違った車は未使用車になってしまうのです。(もちろん、これも一般的な仕様や色ならばリカバリーできる可能性もありますが)

ショウルーム車や試乗車

いわゆる展示車や試乗車も、広い意味で未使用車と言っている場合があります。

ショウルームに展示して一切動かしてない車ならば未使用車と言えるかもしれませんが、さすがに試乗車は未使用車とは言い難いでしょうね。

しかし、ディーラーから販売される未使用車には、もしかして試乗車なども混じっている可能性もゼロではありませんので注意が必要です。

未使用車のメリット

では、未使用車を購入する場合のメリットは何でしょうか?

価格が安い

一概に価格が安いとは言い切れませんが、少なくとも新車よりも安いのは間違いありません。なぜなら、一旦登録された

やはり中古車

だからです。

とは言え、価格を決める要素として

  • 車種:人気車種か不人気車種か
  • 装備:色やグレードなど
  • 年式:登録年度

などがありますが、それに加えて販売する側の事情も入ってきます。販売側としては当然ながら少しでも早く売ってしまいたいのが本音ですが、かと言ってあまり安く売り過ぎても問題です。双方にとって良い条件で折り合いたいのが本音です。

ですので、不人気車でとんでもない色だったりするとますます売れる確率が下がるので、そのようなケースであれば交渉次第で安く買えるかもしれません。

短納期

人気車種の場合ですと、注文から納車まで数か月待たされるなんてケースはざらにあります。

しかし、先ほどあったような

とんでもない仕様や色の車の人気車種

だったらどうでしょうか?

もしかしたら、それほど価格は安くならないかもしれませんが、新車で買うと半年待たされるのが未使用車だとすぐに乗れたりします。待ちなしですね。

車に対しての細かいこだわりがないけど、その車種には乗りたい・・・と言うような方だったら、もしとんでも仕様の未使用車に巡り合えれば「買い」かもしれませんよね。

未使用車のデメリット

それでは、未使用車のデメリットも見てみましょう。

車検が短い

既に登録されているのですから当然ですが、新車登録時の3年に比較すれば確実に短いです。未使用車になってすぐ買うことができればそれほどでもないでしょうが、それなりに時間が経過している車もあったりします。

ただし、これも価格に反映される条件になりますので、短いと言うことがデメリットだけとは言えません。

仕様が選べない

これも当たり前ですが、いまここにある現車なので

色を変えたりメーカーオプション付けたり

はできません。ディーラーオプションは可能だったりします。

いずれにしても、自分好みの仕様にしたい方は未使用車には向きませんね。

まとめ

新古車・未使用車と言うのがどういう車なのかについて、自分なりに理解できました。

要するに販売する側の事情で抱えた在庫ですが、その理由は

報奨金を得るため

に自ら購入した車であるということですね。で、すでに登録されてしまった以上は中古車扱いになってしまうことと、できれば早く売ってしまいたいと言う理由もあって

新車と同等の品質ながら新車よりも安く買える

と言うことになるのですね。

ただ、自分が車に凄くこだわりがあるとか、自分好みの車が欲しいと言う方は未使用車に向かないでしょう。好みの車に出会える確率が限りなく低いからです。迷わず新車にした方が無難かと思います。

とは言え、そんな強いこだわり等がない方ならば、安く買える車として候補にするのも選択肢の一つだと思います。

自ら未使用車を探す必要はないでしょうが、運よく未使用車を見つけた場合は検討する価値があるかもしれませんね。

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